【質問回答】色々あるボイストレーニングのメソッドの中でどれが正解なのか

さて最近は連日過去記事の修正や書き直しをしているので中々頂いた質問にお答え出来ていないのですが今回は質問回答ですよ!そして物凄く答えにくい質問にふわっとお答えしますよ!笑

タイトルの通り「ボイトレメソッドはどれが正解なのか?」というお悩みの質問を頂いたので、これに私の個人的な考えでお答えします。

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まずは質問内容を確認

ご質問の内容 ご質問者様:男性 Yoshi さん

ボイストレーニングのメソッドについての質問があります。私は今ミックスボイスを出せるようにあるメソッドのトレーナーさんに月に何度かレッスンを受けています。チェストボイスとヘッドボイスを使ってスケールを歌ったりというレッスンをしているのですが、どうしても歌を歌う時に思ったような声が出せません。ネットで調べているとこちらのブログを見つけて読んでみたのですが、声区の分離?やそういう事はレッスンでも習ったことがありません。その分離ができていないとミックスボイスが出せないと書かれていましたが、私が習っているレッスンではミックスボイスは出せないのでしょうか?そうだとしたらどういうメソッドが正解なのでしょうか?回答お願いします。

という質問内容です。ではまぁ私個人の思う範囲で回答していこうと思います。

このブログで書いていることや私自身の指導方針について

色々なレッスンを実際に長年受けてきた経験談です

このブログに書いてあること以外をやっても成長出来る人は出来るでしょうし、ここに書いてあることをやっても人によっては成長出来ない人もいるでしょう。

全く同じ楽器の状態の人間はいないわけで、その楽器にどんな要素の訓練が必要なのかは実際に聞いて訓練してみないとわかりません。

ただ私自身は初めてボイストレーニングのレッスンを受け始めた高校一年生の時から一度もレッスンを受けなかった月はありません。それはボイストレーナーになってからも同じで、もうトレーナー業を初めて3年近くになりますが、どんなに忙しくても月に2回以上はレッスンを受け続けています。

そんな経験の中で精査していった結果をみなさんにお伝えしています。なのでこのブログに書いてある事は私自身にとっては紛れも無い真実です。

それが万人に当てはまるものでないのは当たり前ですが、そうして感じたことや習得したことを自分なりに伝えやすい形にしてレッスンをしていく中で、生徒さんの声を良い方向へ導くのは明らかに早くなりました。

そういう時間とお金をかけて得た経験をこのブログであったり、レッスンの場で色々と私なりにお伝えしているということを頭に入れておいてくださいね。

声区の分離が出来ていないとミックスボイスが出ない?

質問を頂いてから経過した時間で色々と書いたのでそちらを参考にしてください

ヘッドボイスの前にまずファルセット/息漏れの裏声の練習
ヘッドボイスの前にまずファルセット/息漏れの裏声の練習
ミックスボイス/ミドルボイス=力強い高音を発声している時の喉の状態
ミックスボイス/ミドルボイス=力強い高音を発声している時の喉の状態

これらの記事は質問を頂いた時には書いてなかったので、まずは↑の記事を読んでみてください。そもそも質問者の方が思っている声と私が考えている声が違う場合があるので。

読んで頂いた上でこの質問にお答えするのであればYESです、分離が出来ていなければ大抵は混合している状態なので、そうであればそれは本当の意味でのミックスボイスではないでしょう。

曲を歌おうとした時に思ったような声が出ないのは当たり前

超簡単に言っちゃえば、曲の難易度に対応できるくらい喉が自由じゃないからです。シンプルにこういう理由です。

母音や子音がコロコロ変わったり、音程も短い幅を行ったり来たりしたと思ったらいきなりオクターブ飛ぶ曲も珍しくありません。

そんな難しいものを操作もおぼつかない、音も綺麗になる所があったり鳴らない所がある楽器で演奏しようとしてもそれは無理です。こういう状態が喉という楽器では起こるんです。

ピアノでもギターでも最初は上手く音を鳴らすという所から訓練します。喉という楽器はそういった他の楽器よりもその訓練にかなり長期の時間を費やす必要があります。

喉を自由に鳴らす=声区融合

ということです、どの高さでもどんな音でも楽器自体が安定していて(喉頭の筋肉たちがしっかり仕事していて)そこに適切な力をかけて(余計な息を吹かずに声帯の規則的な振動を生む息)鳴らしてあげれば声は自由になっていきます。

この状態を作る為にはまず声区を分離してから、それを鍛えあげて、それから融合していくというステップが私自身は必要不可欠だと思っています。

メソッドの正しい、正解とは?

私はこのブログに書いてあるようなメソッドだと思っていますが

長い目で見て、声が自由になって行きさえすればどんなメソッドでもいいと思っています。逆に長い時間をかけているのにいつまでも声が自由にならなかったりもしくは弱くなるようなのは喉という楽器を育てるという面では不正解でしょう。

ただ小さい声でも弱い声でもいいからとりあえず低音から高音まで繋がった声を出したいというのであれば、質問者の方が習っているメソッドでもいつか叶うと思います。

つまり最終的にどういった声の望んでいるのか?どういう状態になりたいのか?という所で正解は変わってきます。

どんな声でも出している本人の気持ち次第

もっと大局的な言い方をすれば、個人的には喉という楽器を壊さなければどんな出し方や声であっても構わないと考えています。

それが端から見たら弱い声であっても、むちゃくちゃ喉を壊しそうな声であっても、楽器に故障がなくてそれを出している本人が満足であればそれでいいと思います。

ただ最近はそういった自分の望んでいる声を他人の声にも当てはめたがる人が多いので、そういうのには惑わされないようにしましょう。

そうは言っても楽器のポテンシャルを最大限引き出したいよね

という方は是非このブログに書いてあるような訓練をしたらいいと思います。めちゃくちゃ時間はかかりますが徐々に声の可能性を感じられるようになると思います。

おわりに

ということで色々ある中で正しくて1番良いものはなんなの!?と思う方も多いとは思うのですが、そういった方々の何か参考になれば良いかなと思います。

まとめると

  • 分離・強化・融合のステップ以外は声を自由には出来ないと思うよ
  • ただ声を繋げたいのであれば他の方法でも出来るよ
  • 出しちゃダメな声とかないから好きに歌うといいよ
  • でも声を自由に出したいならやっぱりしっかり訓練しなきゃだめだよ

ということでございます!質問者の方は今回の記事でも分からない・解決していないという場合は再度ご連絡ください。

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