私が個人的に思う『物凄く発声の上手』な歌手をちょこっと紹介 その①

最近いろんな生徒さんからこういったご質問を頂くので、まとめて記事にしてみます~♪

基本的に日本人以外の歌手の紹介になると思いますが、動画とおすすめのCDも載せておきますので是非一度御覧ください!

あまり小難しい事は書かずに、聞いて感じていただこうと思います!

そしてここに書くのはあくまで私木田の個人的な感想です。「なんだよそれ!」とか「これが上手いとかなめてんのか!」というご意見は一切スルーしますのでご了承ください。

そして書いている内に物凄く長くなることに気づいたので、何回かに分けます笑

それではさっそく一人目から~♪

photo credit: ruthdaniel3444 via photopin cc

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① David Phelps

しょっぱなからラスボス出てきたみたいな感じですが・・・笑

聞いたら分かりますがもう凄いとしか言えないというか・・・・どんな歌手の声を聞いても「ここをこうすればもっとよくなりそう」という提案はある程度浮かんでくるのですが、このDavid Phelpsは非の打ち所がないというか何も浮かんできません。個人的にシンガーとして完璧に限りなく近い存在だと思っています。

そしてこの方に関してはどこがどうだから上手いとかそういう次元じゃなくなってきているので笑、聞き所とかをお伝えしにくいのですがあえて言うなら

息の使い方と首周りの筋肉に注目

でしょうか、かなりのハイノートまで出していますがめちゃくちゃなロングトーンを可能にしているのは息のコントロールが尋常じゃなく上手いからだと思います。

そしてここまで綺麗で強い声を出しているのに首の周りに筋がほとんど出ていません、これも声という楽器のコントロールが超ハイレベルに行われている証拠でしょう。日本人のシンガーだと結構バッチリ血管や筋が浮き出ちゃってる方多いです。

それでもかっこ良かったり音楽的に素晴らしいと感じれるならいいのですがどうしても楽器としての寿命は短くなります、それは避けられません。

ちなみにこの動画では聞く人によっては若干声が軽く聞こえるかもしれませんが、歌っている姿を見て分かる通りまだ発声に余力を残しています。

なのでもっとヘヴィーに歌おうと思えば歌えるはずです、実際アルバムの曲ではロックシンガーばりの声で歌っている曲もあります。

下で紹介しているアルバムの4曲目はかなりエッジのきいた声で歌っています。ここまで歌えるシンガーですので我々が考えている声はある程度出せると思います笑

個人的に声の美しさでは今のところNo.1のシンガーの紹介でした!

 ② Luciano Pavarotti

またもラスボスが・・・・笑

この方に関してももう言うことないですね、個人的にクラシックシンガーの中で一番好きです。

クラシックシンガーはその声種と傾向によってかなり細かく分類分けされます、簡単に言えばテノールの中にも何種類もあって軽いテノールや重たいテノールといったように分けられ、役によっても合う合わないがあります。

そういったいろいろな声のクラシック歌手がいる中でこのPavarottiは個人的に凄く良い所で歌ってくれる歌手なのです。

この良い所というのは物凄く主観的で伝えにくいのですが、自分が欲しいと思っている声に含まれている要素をしっかり出しているという感じで、聞いていてとっても満足感があるんです。

で、こっちも①と同じで全部凄いのでなんだかなんとも言いにくいのですが・・・笑 あえて言うならば

母音に注目

でしょうか、流石はベルカントのシンガーです。母音の調整がそれはそれは超ハイレベルで、物凄く難しくて細かい所をビッタリ合わせています。

この正しく粒の揃った母音じゃないとこの力強い声は出せません。

シーソーのちょうど真ん中で釣り合っているような不安定な状態をきっちり一曲の中で危なげなく歌い切る技術は本当に流石としか言いようがありません。

Pavarottiに関しても何も改善点が浮かんできません、まぁ個人的に大好きだというフィルターもありますが笑

よくある勘違い

こういったハイレベルなクラシックの歌手の声を聞くとよく

あくびの喉にしている、喉頭を思い切り下げて発声している

という感想を持ったり、そういう記述を見かけたりしますが全くそんな事はありません。

彼らは声という楽器の一番バランスの良い所で歌っているだけで、意図的に喉や発声の形を作っている訳ではありません。

全ては正しい母音を発声している結果です、それ以上でも以下でもありません。

言語的にもいろいろな差異があり、日本語以外の言語でバランスが整った声で歌っていても、日本人の耳には「喉頭を下げた声、あくび喉の声」に聞こえがちです。

これは日本語が元来喉を上げやすい言語で、それに耳が馴染んでいるからです。

故意に思い切り喉頭を下げてこういったトーンを作っている歌手は未熟なのであまり参考にしない方がいいでしょう。その声はあくまで一流の声を故意に真似し作り出そうとした結果生まれた声ですから。

こういう勘違いをしているとボイトレをしていく上でとっても足かせになる事が多いので、今回紹介した超一流の歌手の声をよーーく聞いて耳のトレーニングもしましょう。

今回はここまで!

本当は一つで終わる予定でしたが、書いてみると案外長くなっちゃったので分けます笑

次はみんな大好きロックシンガーの上手な方を紹介したいと思いますのでお楽しみに~♪

では今回はここまで!

更新記事 私が個人的に思う『物凄く発声の上手』な歌手をちょこっと紹介 その②