ミックスボイスを作る/強化していく上で大事な母音の調整について②

前回記事 ミックスボイスを作る/強化していく上でとても大事な母音の調整について①

上の記事からの続きです、この記事だけでは意味がわからないことが多いと思いますので前回記事からお読みください。

前回はミックスボイスをスムーズに起こすための母音の調整でしたが、今回は強いミックスを作っていくための母音の調整についてです。

上から下まである程度繋がったけど、ここからどう力を入れていくのかわからない・・・という方は是非参考にしてみてください。

photo credit: jannalauren via photopin cc

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 極端に閉じた母音では力強いトーンが出せない

微妙な母音の操作が必要です

閉じた母音はヘッドボイスに移行しやすいのですが、そのままでは中々力強いチェストボイスのトーンが出にくいです。

なので力強いヘッドボイスを出すには母音を操作し、閉じない/少し開くという調節が必要になります。

ただ強くしたいからといって無闇矢鱈に母音を開けばそれはハイラリンクスになったり、無理に発声する原因になり意味がありません。

基本はある程度閉じた母音で上から下までスムーズに

それが出来たら『少しずつ』です

ただ大きく調節するだけであればそこまで難しくないですが、一気に操作したら上で書いたようにバランスが崩れます。

なのでほんのちょっぴりです、ちょっぴり意図的に母音を開きます。というかヘッドボイスに行きやすいよう閉じていた母音を閉じずに発声すると言ってもいいでしょう。

そうするとヘッドボイスに寄っていた発声にちょびっとチェストボイスのトーンが残ります。

それを少しずーつ繰り返して徐々に声を強化していきます。これが健康的で効率的なミックスボイスの強化方法です。

息を増やしたりエッジボイスでなんやらやったり・・・

基本的には声を強くする効果はありません

ヘッドボイスにただただエッジボイスのトーンを多くしていけば声が強くなると勘違いしている方結構多いです。

しかし実際はそうではありません、声のコントロールは基本的に母音の調整によって行われるべきなのです。

というか母音の調節に声を操作する全ての要素が詰まっていると考えたほうがいいでしょう。

閉じればヘッドボイスに移行しやすくなるし、開けばチェストボイスのトーンを残しやすくなります。

それだけ?といわれたらやることはたったこれだけのことなんです。

しかし実際やると死ぬほど難しいです

一朝一夕では絶対に出来ません

日本語だと尚更難しいです、それは前回説明したように5つしかない母音とそれらの出し方が固定化されているためです。

少し閉じた母音や少し開いた母音というのに馴染みがないので、まずはそこを知る所から初めないといけません。

そしてやってみれば分かりますが、どういう音を出せばいいのかがわかってきたとしても、それを維持することが物凄く難しいのです。

声を出す時に必要のない部分が関わって邪魔しようとします、それがブリッジポイントでは顕著に現れます。

そこを身体に余計な緊張を産まずに、必要な分だけ維持するためのプレッシャーを作る・・・

物凄く難しいです、ただこういう方法しか声が健康的に自由に歌う方法はありません。

おわりに

今回説明した事は物凄く理解しづらく、実際に声を聞かないと想像も出来ないことかもしれません。

本気で読んだ人全員が理解できるように書くと膨大な量の文章になります、これより詳しく知りたいという方は下の本を読んでみてください。

今現在のボイストレーニングメソッドの源流になっているメソッドの本です。

ということで今回はここまで!

前回記事 ミックスボイスを作る/強化していく上でとても大事な母音の調整について①

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