武井壮のトレーニング理論から学ぶボイストレーニングの真実

久々にボイストレーニングに関する有用な情報をシェアする記事です。

最近レッスンをしてて痛感することをあの百獣の王として有名な武井壮さんがわかりやすく解説してくれている動画があったので、ボイストレーニングとリンクさせながらお話してみようと思います。

結論から言うと「歌いたいジャンルや歌手の声を始めから狙って出そうとしても無理」ってことです。

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まずは百獣の王が解説している動画の紹介

要約するとこんな感じ

  • 当たり前に出来ているつもりの身体の動きが、実際には大きくズレている事がある
  • その身体のズレたままスポーツのスキルを訓練しても多くの場合上手く行かない(プロの場合スランプに陥る等)
  • なのでスポーツのスキルを訓練する前に身体の動かし方を訓練する必要がある

まぁ要約するとこういう事を動画の中で解説しているのですが、ここだけ取り出しても頭の良い方ならピーンとくると思うんですが、これってスポーツのスキルに限ったことじゃないんですね。

身体を動かすスキルであればなんにだって当てはまります。つまり声を操作するというスキル(ボイトレ)にもバッチーんと当てはまります。

「ロックっぽい」「R&Bっぽい」「声楽っぽい」声ばかりを出そうとしても意味が無い

自分が好きな、目指している声を現状で出そうとしても無理なんです

何故かと言うとズレてるからです。動画の内容で言えば腕を真横に伸ばすという超簡単そうな誰にでも出来るであろう動作でさえズレてしまう人が多くいるんです。

声に例えればただただ単純な動作で出来た裏声で狙った音程を出そうとしても、上手くいってないような状態です。

「弱々しい裏声だったら練習なんかしなくても誰でも出せる」と思ってませんか?簡単そうに見えてただそれだけをやろうとすると出来ないって方実際めちゃくちゃ多くいます。

というかそもそも声を出すということ自体にズレがなく思った声を取り出せている状態であれば、ボイトレなんて必要ないし悩みもしません。

思った通りの声を出すため「喉のフィジカルトレーニング」が必要不可欠

そこで特定のジャンルの発声や出し方など声を限定するような方法はNG

色んな身体の動かし方を訓練する必要があります、つまり色んな声を思った通り出せるようになるのが重要ということです。

この訓練過程においては特定のジャンルで良しとされるセンスは必要ありません、その範囲で訓練しようとしても意味がありません。

特定ジャンルのセンス内での発声の訓練というのはつまり今回の動画で言えばスポーツスキルの訓練になるからです。

ここの意味が理解できないと、本当の意味で声を自由にするために育てていくトレーニングというのは一生かかっても出来ないでしょう。

おわりに

最近Twitterでもよく呟いてたり、レッスン中にも言ったりしますが

地声裏声問わず色んな音色の声を出しまくるのがボイトレにはかなり効果的

といってるんですが、これがまさに今回紹介した動画と同じ事なんです。

自分が歌いたいジャンルっぽい声だったり、目指している声ばっかりを練習して出そうとしても無理です。それが簡単に出来ないからトレーニングするわけで。

この状態が身体の動かし方が分かっていない状態でスポーツを訓練している状態です。

まずは自分の身体(喉)でどんな音が出せるのか、どこまで狙ってその通りに音が出せるのかという部分を明らかにしないといけません。

そこからさらに自分の好き嫌いに関わらず、喉を自由に動かすために色々な音色で喉の訓練していく必要があります。

なので狂ったように色んな音色を出そうとする、その中で足りない部分を鍛えていくというのが非常に重要なわけです。