ボイストレーニングに行き詰まった時に知っておいてほしい練習方法とそのポイント

タイトルはボイストレーニングとなっていますが、今回書くことは何かを練習していれば必ず起こる事とその対処方法です。

実践的なボイトレ内容のお話ではないですが、きっと何かを真剣にやっている人ほどいろんな悩みがあると思います。そんな方に向けたちょっとしたお話です。

photo credit: ronny-andre via photopin cc

スポンサーリンク

『背伸び』と『ミス』を繰り返す

これ以外に成長への道はない

手を動かすのも、足を動かすのも、喉を動かすのも、人間が動くときには必ず脳から信号が発せられその結果身体が動きます。

つまり新たに正しいスキルを身につけるにはその信号を司る神経回路を新たに作ってやる必要があります。

人間一度付いた癖、つまり神経回路は綺麗さっぱりなくすということはほとんど不可能に近い構造になっています。

なのでそれまで使っていた回路をなるべく忘れて使わないようにし、新たに正しい回路を作ってやる必要があります。

背伸びというのは自分の能力の少し超えるくらいまでやろうとする行為の事です。当然そうすればミスを招きます。

しかしこういった「もうちょっとで出来そう!」→「やっぱり出来ない・・・」「やっぱりミスった・・・」という事を繰り返さなければ新たな回路は形成されません。

つまり繰り返しの練習をしなければ、ボイトレに限らず新たなスキルは開発されないということです。

そしてこの『背伸び』と『ミス』は2つで1セットです。背伸びをしない練習は新たな神経回路形成には効果がほとんどなく、背伸びをすると必ずミスが発生します。

またこの『背伸びした練習』というのは中々自分自身では分かりづらく、多くの場合

簡単すぎる練習or難しすぎる練習

になっています。なので一人で練習している時は『ギリギリ出来そうで出来ない』という背伸びした状態の練習を見極める必要があります。

この事を知っている誰かに習っているならば、背伸びが十分に出来るメニューを組まれているでしょう。

『出来ない』のは当たり前、苦闘を歓迎しましょう

当たり前に出来ることでは意味が無いのですから

上で書いたようにあまりにも難しかったり、ミスを恐れるあまり簡単すぎる練習では意味を成しません。

つまり効果的な練習というのは「出来ないなぁ・・・」と思っているのがデフォルトの状態です。

新たなスキルが形成された時には出来ることは増えていますが、基本的に多くの人が考えているようなスキルの開発はなにか一つのことを覚えて終わりではありません。

新たに身に着けなければいけないことが常に先にある状態です。なので気づけばずっと「出来ないなぁ・・・」状態なわけです。

しかしそれでいいんです!!

「過去の自分と比べると出来ることは増えたけど、今も出来ないことや新たな課題がいっぱいある・・・」←これであれば全然OKです!そのまま悩みながら練習を続けてください。

というかそこまでいろんなスキルを身につけてきたのであれば、出来ないことに悩みはすれど不安になってしまうことはないでしょう。

しかし「ずっと練習してるけどいつまでたっても全く成長がない、いつになったら変化が訪れるんだ・・・」←これはよろしくありません。この場合は上で書いたような効果的な練習が出来ていないからです。この場合正しい練習方法とスキルの身につけ方を勉強するか、習うかしてください。

 自分に甘すぎても、悩みすぎても意味が無い

上手な人はこのバランス感覚が良い

「悩んでも意味ないよね!自分に出来ることだけやってればいいよ!」という砂糖菓子のように甘い考えも、「なんで出来ないんだ・・・やっぱり才能ないな・・・もうやめよう・・・」と思いつめるのも等しく非生産的です。

「出来ないな・・・でももうちょっとでなにか掴めるかも・・・」「あぁ!失敗した・・・くそーもう一回・・・」ポジティブではないですが上のような思考よりだいぶ練習的には効果的で生産的です。

私達が日頃この人すごいな〜とか上手いな〜と思う人はこういった思考のバランスが良いんだと思います。

出来なくても深く悩みすぎず、背伸びした効果的な練習を毎日欠かさずやってきた人なんでしょう。

しかし上で何度も書いたようにミスをしそれを修正しようと考え実行するとあらたな回路が出来るわけで出来なくてミスをしているのにあっけらかんとして全く悩まないのもダメなわけで、その辺りのバランスが難しいです。

 地道に長い時間をかけることを受け入れる

そして諦めずに努力を続ける

簡単な事を毎日続けても、難しくて出来ないから気が乗った時しか練習しないのもどちらも全力の努力とはいえません。

難しくて満足に出来ないけど毎日欠かさず続けるということが一番重要です。それを繰り返していければきっと少しずつではありますがスキルは伸びていくはずです。

おわりに

今回いろいろ書いたことがメインの題材になっている本があります。『背伸び』や効果的な『深い練習』効果の薄い『浅い練習』などの解説もあります。

別にボイトレ関係の本ではないのですが才能開発という面で滅茶苦茶参考になると思うので、興味がある方は是非読んでみてください。

人は日常で常に何かしらのスキルを発揮して生きています、そして新たに習得したいスキルがある場合にこの本はとても重要な事が多く書かれています。

ボイトレや音楽のスキルアップにも使えるアイデアがいくつも書かれています、まぁそういう内容はいくつかこのブログでも書いてますが笑

という事で今回はここまで!

スポンサーリンク
記事のタイトルとURL をコピーする

↓このブログ記事著者のレッスンを受けてみる↓ レッスンのお問い合わせはこちら!