さて2018年ももう4月ということでね・・・これが2018年初のブログ記事という事実に慄いているK VoiceTraining Lab の木田でございます。
久々の投稿は自分にも言い聞かせる意味でも、タイトルの通り続けることについて書いてみようと思います。
去年Twitterでこんなことを呟いていたのですが、このツイートの補足的な感じです。
なんでもそうだけど、初めて1年2年はすごく楽しいんです。
ただそれをさらに1年、さらに1年と続けていけるかどうかは、もうやってみないと分からない。
だからやることに対して、テンションが上がり下がりせず、やる気の有無に関わらずやるという習慣化が重要なわけで。— 木田圭一 (@KidaKeiichi) 2017年2月10日
一時的なやる気や情熱に左右されない
なんであれ希望に満ち満ちているときは楽しいものです
ボイストレーニングを始める時というのは
- こんな練習方法があるのか!
- これをすれば思うように歌えるようになる!
- じゃあやってみよう!
てなもんで、大抵の人は希望に満ち溢れてトレーニングを開始するでしょう。
しかしこのブログでも何度も繰り返しリピートリピートで書いているように、声というのはそう簡単には自由にも自在にもならないんですな。
多くの場合は「ある程度自由になる」のすらすごく時間がかかります。
始めた当初はやる気満々で楽しいから、Twitterとかブログとかも始めちゃうんだけど、すぐに思ったような変化を感じられなくなり、その熱が冷めると消息不明・・・笑 そんな人を何人も見てきました。
↑この記事でも書いているように始めた頃のやる気やテンションはほぼ持続出来ません、そこで習慣化しましょうということを今まで何度も書いてきました。
やったほうがいい or やらなきゃいけない!ことでも出来ないのがデフォルト
練習はやらないと成長しないし、続けないとダメなこともわかってる!でも練習できない継続できない!そういう人も多いと思います。
そんなときに頭に入れておいてほしいのが、人間というのは元来やらなきゃいけないことでもパパッとは出来ない性質ということです、科学的にも証明されていたりしますが、まぁ詳しいことは置いておいて、重要なのは、
やらなきゃいけない、やれば成長して目標に近づける、と頭で分かっていても、それが行動することの直接的なきっかけにはならないということです。
これを分かっておかないと、ボイストレーニングだけに限らず、続けられない自分を責めてしまいます。でも責める必要は全く無いです、人間ってのはそんなもんなんですね。
習慣化するまでの継続の仕方
続けてりゃそのうち習慣になるけど、そこまでの道のり
今回の記事のメインはここです、そりゃやる気や元気に関わらず継続して練習したいけど、そもそも分かってても行動できないのがデフォルトならどうすりゃいいんだよって話です。
小難しいことは抜きにして、とりあえず今すぐできそうなコツから紹介していきましょう。
コツ1つ目 とりあえず入り口まで入ってみる
ボイストレーニングでいえば、練習出来る環境にとりあえず身をおいてみるとか、練習に使う音源を流してみる、本を手元に置いてみるということになりますかね。
そこから本格的に練習するかどうかはひとまず置いておきます。
その時点でちょっとでも「やりたくないな・・・」って思い始めたら、すぐに諦めて違うことに取り掛かりましょう。
ここでのポイントは入り口までとりあえず入ってみるということです、あとはその時の気分に任せましょう。
これを繰り返すことによって、徐々に練習を始めるという部分の習慣化はできます。その始めるという部分さえクリア出来ないのであれば、本格的な練習を継続するなんて当然無理なので、簡単そうに見えて超重要です。
コツ2つ目 逆の方向にいってみる
逆というのは、練習しない・継続しないという方向です。
要は練習出来ない日があったとすれば、必ず明日一日も練習しないという逆張り方法です笑
パッと見てみるとバカバカしく思うかもしれませんが、自分自身「やらなきゃいけない」と思っている事を、自分の意志とはいえ出来ない状態に身を置き続けるのは少なからず危機感を覚えます。
この今日やらなければ明日も練習出来ないという意識、その危機感は、良い意味での緊張を生みます。
継続するのが習慣化するまでは、練習するのに緊張感を利用するのも非常に有用です。
コツ3つ目 尻に火をつけてみる
過激ですがどんな手を使っても続けざるを得なくしてやるぞって方法です笑
ボイストレーニング的に例を挙げるとすれば
- 防音室をレンタルして練習するためのお金をかける
- 先々まで舞台に立つ予定(オフ会でも参加型ライブでもなんでも)を組んじゃう
- レッスンを一月分予約してしまう
という感じでしょうか、金銭的もしくは人間関係的に引くに引けない状態を自分で作り出すというドSな方法ですが、これも非常に有効です。
夏休みの最終日に宿題を死ぬ気で終わらせるあれを意図的に作り出すという、超強行手段ですが、強行ゆえにその効果は大きいです。
毎日引くに引けない現実を意識することが出来れば、やる気に有無にかかわらず練習を続けることは難しくないはずです。
ここまでしないとやれないの?
そうです、やれないんです
3つ目のコツなんて、色々すげーリスクがあるけど、そこまでしないと続けられないもんなの?と思った方は考え方を改めたほうがいいでしょう。
多くの人はこれくらいまでやらないと、行動できないというのが普通です。全然やりすぎじゃないんです。
自分はそこまでやらなくても続けられたよ?という人はたまたま幸運だったと思いましょう。加えてボイストレーニング以外のことでも同じように出来るか試してみてください、多くの場合同じように継続して行動するのは難しいでしょう。
まとめ:本気で目標としている所に到達したいのなら
とまぁここまで色々と書いてきましたが、これらを実践するのは本気でこうなりたい!と思い描いているものがある人に限ります。
なんとなーくボイトレしてまーすとか、とりあえずボイストレーニング?そういうのやってみようかなーというレベルの人は全く参考にしなくてもいいです笑
- 本気で歌が上手くなりたい!
- プロになりたい!
- 歌上手くなってモテたい!
という大いなる目標があるのに、練習(目標達成のために必ず必要なもの)という行動を起こせない人は参考にしてみてください。
1つでも意識してみると、案外スルッと習慣化出来たりしますので。
ということで久々のブログ更新はここまで!
(: ◉◞౪◟◉) .。oO(このブログの更新も習慣化したいです・・・)