突然始まる新シリーズ、その名も【こんな声出せますか?】です!
このシリーズではボイストレーニングって何をどうしたらいいのかよくわからない(。>﹏<。)という方々に向けて、「この声を真似してみてください」という単純な方法で手軽にボイストレーニングに片足を突っ込んでもらおうという趣向のシリーズでございます。
そして真似して出そうとすれば、まぁそれなりに喉の運動性能を上げられるであろうという、一石二鳥な企画のはずです!多分!( ;◉◞౪◟◉)
細かい筋肉の名前とか動きは書きません!とりあえず真似して出してみてください、出せてりゃOKです。
記念すべき第1回目は多くの方が裏声といえばこんなトーンを想像するであろうという典型系的な裏声って感じの声です。
パターンを3つ用意したので、真似できそうなのからやってみてください。こういったトーンの声というのは個人差が少ないはずなので、喉のコントロールができていればほぼ似たようなトーンになるはずです。
典型系的な裏声のトーン
パターン1
音量注意!
まずはスタッカート気味にとりあえず瞬音で出してみましょう。イメージとしては裏声を指導されるときによく使われるフクロウとかハトの鳴き声です。
いくつか出すためのポイントを挙げてみましょう。
- 少しあくび寸前の喉を意識する(大げさにやると息が漏れすぎるので注意)
- ある程度顎を落として軽く唇をすぼめて「オ」にする
- あまり大きな音を出そうとしない
- 高すぎず低すぎない裏声を出しやすい高さで
といった感じですかね~これ以外にも出しやすいイメージなどがあればそれを意識してもOKです、出音が同じようなトーンであれば。
パターン2
音量注意!
パターン1より少し持続時間を伸ばしただけですね。これは1が出来ていればそんなに難しくないと思います。
ちょこっと注意なのは、音が長くなるからといって勢いよく出そうとしたり、息漏れの音が大きくならないようにだけ気をつけてください。
パターン3
音量注意!
ということで最後は伸ばして揺らしてすぼめていくというパターンです。いきなり難易度が上がったような気がするかもしれませんが気のせいです、はい( ◉◞౪◟◉)
音源と全く同じ動きの順序じゃなくてもOKです、またどれか一個の動きを付けるというだけでも良いですよ~
長さをパターン2くらいにしてその中で揺らしてみるとか、長さはパターン3と同じくらいだけど揺らさず音をすぼめていくのだけをやったりと色々出来そうなのから組み合わせたり要素を引いてみて真似してみてください。
ちなみに揺らすのよりスムーズにデクレシェンドしていくのが難しいと思います、初めはこの動きは抜いてやったほうが良いかもしれません。
まとめ:簡単そうに見えて案外難しい
色んなトーンの声を作っていく段階で、こういう素直なトーンの裏声がパパっと出せるかどうかというのがめちゃくちゃ重要になってきたりするので、何はなくともこういうコテコテの裏声!っていうトーンを出せるようになっておきましょう。
普段あまり出さない声だからこそ、ボイストレーニングとしての価値はすごく高いです。
暇があればとりあえずこういう声を出しておく、というだけでもカラオケに行った時なんかに歌いやすさを感じることも増えてくると思います。