バンドでボーカルに問題がある場合の声量の改善方法その②

結構前に書いた記事の続きを物凄く放置してしまったので、急いで更新です!

前回記事 バンドでボーカルに問題がある場合の声量の改善方法その①

前回はシンガーのボーカルテクニックに問題があるパターンを中心にご説明しましたが、今回はそれ以外のところにありがちな問題について書いていこうと思います。

photo credit: Sergiu Bacioiu via photopin cc

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マイクの使い方に問題がある場合

弾きながら歌うスタイルの場合よくあるパターンです

最近カラオケで上手に歌う方法!みたいな感じでマイクの使い方なんかも語られますが、ああいったテクニックに問題があるパターンですね。

マイクには指向性というのがあって、どの方向に音を捉える感度が高いかという特性があります。基本的にはマイクのグリル(丸いアミアミの部分)の正面に向かって声を出すと一番効率よく音を捉えることが出来ます。

なので極端にその指向性から外れた部分に向かって歌っても、マイクは十分に仕事することが出来ません。つまりいくら頑張って声を出してもそれをマイクが捉えきれず、スピーカーから出る声は物凄く弱く小さなものになります。

マイクを手に持って歌うスタイルであればそこまで大きくマイクの指向性から外れることはないと思いますが(とは言いつつも結構テクニックが必要です)、よくあるパターンは固定されたマイクに歌う時です。

ギターボーカルやベースボーカル、鍵盤の弾き語りの場合どうしても両手が塞がるのでマイクを固定する必要があります。

そんな時に結構やりがちなのが『手元見すぎて顔が下向いちゃってる』っていうパターンです。

慣れてないとかなりの確率でやっちゃうんですが、こうなるともうその手元見てる間ほぼボーカル聞こえません。最初の内はどうしても手元見ちゃいますが出来るだけ顔を動かさないようにしましよう。これだけで結構問題が解決したりします。

プロが歌ってるのを見ると勉強になります

ギターやベースを弾きながら歌ってるプロのボーカリストが歌っている所を見てみましょう、生で見るのが一番ですが映像でもわかります。

首の動きや顔の向きを観察すると上手な人はほとんど動きません、すこ~し顔が動いても大きく動いているのは目線だけだったりします。

ポイントとしてはマイクの設置をそういったプロの人のを見て真似してみるということです。案外マイクの位置が高すぎたり低すぎたりしてることが多いので、プロの人は普通に前を向いている時に口のどの辺りにマイクがあるのか?その向きは?というところです。

加えてちょっと恥かしいかもしれませんが、自分が歌っている所をビデオに撮ってみましょう。スマホや携帯で超簡単に撮れますよね。

撮ってみたら結構極端にマイクの位置がおかしかったりするのに気づいたりします。また歌ってるときの変な動きや癖にも気づけますのでおすすめです笑

マイクの種類に問題がある場合

スタイルによってはマイクによって歌いやすさが変わります

もはや業界の定番であるマイク、スタジオやライブハウスに置いてあるのはほぼこれであると言っても過言ではないSHUREのSM58ですが

このマイク定番中の定番なのですが、少し癖がある方のマイクでしてスタイルによってはこのマイクの特性と声が全く合わないということも結構あります。

このマイクは低中音域に元気がある特性で、大音量のバンドの中でもきっちり使ってあげると声が埋もれずしっかり声を聞かせることが出来るのですが、逆に落ち着いて歌うような曲だったりスタイルだと思ったようなニュアンスが出ないということは多々あります。

ある一定のテクニックレベルを持ったシンガーがしっかりこのマイクを使って「なんか籠もってるな・・・」とか「なんか綺麗に聞こえないな・・・」と思う場合このマイクの特性と声やスタイルとがマッチしていません。

抑えめに歌うような曲だったりスタイルであれば下のAUDIX社のマイクの方が合っているかもしれません。

このOM3とSM58の大きな違いは指向性です、SM58は単一指向性という簡単にいえばわりと広い範囲の音拾いますよ〜という性質なんですが、つまり声を拾う範囲も広いけどその他の音も拾いやすいよ〜ってことなんです。

なので例えばウィスパーボイスで歌うようなスタイルのシンガーがSM58を使ったとしたら、きちんとマイキングしても中々声が前に出てこない・・・っていう事も起こりえます。

そんなときボーカルを大きくするには単純にゲインを上げればいいんですが、その際単一指向性のようなわりと音を拾いやすいマイクだとボーカルの声と共にモニターからの音(ボーカルが自分の声を聞くために舞台に向けて設置しているスピーカー)やその他の楽器の音も拾ってしまいます。

であれば指向性を絞ってカブリを抑えたりハウリングしにくい超単一指向性という指向性のマイクの方が歌いやすいです。それが下のOM3のようなマイクです。

超単一指向性というのは単一指向性よりも拾う範囲が狭いというものです、つまり声を拾う範囲は狭いけど余計な音も拾いにくいですよ〜ってことです。

なので声を抑えるスタイルだったり声量に自信がないボーカリストはこういった指向性のマイクの方が歌いやすいし聴きやすいかもしれませんね〜。

おわりに

ということでいろいろ書いてきましたが基本スタジオやライブハウスで使用されている業界の定番はSM58なので、このマイクで思ったように歌えないのであれば今回書いたマイクの使い方に問題があるか、前回書いたようなテクニック的に問題がある事が大半です。

あと最近はいろんな所に書かれているので今回あえて書いてませんが、マイクのグリルを掴んだり、口を近づけ過ぎたりっていうのは当たり前にNGです笑

マイクの基本的な使い方を特性をある程度理解して使ってあげるのが一番効果的かもしれません。

基本的には問題ないけど、どうしても欲しいニュアンスが出ないという場合はいろいろ試してみると面白いですよ〜。マイクはボーカルの第二の楽器です、声と違って取っ替え引っ替え出来るので自分の声に一番マッチするのを探しててはいかがでしょうか?

前回記事 バンドでボーカルに問題がある場合の声量の改善方法その①

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