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発声訓練のいろはのい【裏声の下降】の解説

参考音源付き記事

ひっそりやっている質問箱にこんな質問を頂きました。色々と雑多に書いている当ブログから裏声の下降に注目しているということから察するに非常に感の鋭い方のような気がします、良いですよー( ◉◞౪◟◉)

ということで今回は裏声の下降について書いていきます、が、最初に質問文に対してお断りしておきたいことをお伝えしておきます。

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トレーニング時の発声は音源としてアップしません

そこを詳しく聞きたい方はレッスンにお越しください

今回質問文に裏声の下降という訓練の際の私の声を知りたいと書かれていますが、それはつまりトレーニング時の講師の発声を聞きたいということになりますが、それはレッスンを受講してくださっているクライアント様のみにお聞かせしています。

流石に肝になるような部分を一から十までブログには上げませんご了承ください笑

ブログやTwitterなどにアップするのは、

  1. 新しい音色の手がかりになりそうな素材的な発声
  2. 数あるバランスの中の抽象的な一つの発声
  3. 歌唱時は出来るだけ省エネな出力とプレーンな音色

という風に限定しています、つまり大雑把にいえば正解がない発声ですね。

トレーニングの際の発声というのは、狙っている筋肉の使い方や共鳴腔のコントロールなど、ある程度正解というか理にかなった状態・音色というのがあります、それらをアップすることはしませんよーということでございます。

それすらも全て公開してしまうとレッスンを受講していただいているクライアントの方々とのサービスの差別化が出来ない、そして私自身ボランティアではなくあくまで宣伝広告としてブログを書いているので、心苦しいですがその点はご了承くださいm(_ _)m

ではここからは裏声の下降についての解説です~( ◉◞౪◟◉)

発声訓練の基礎、裏声の下降について

裏声のまま低音域まで発声するという訓練方法

きっちりボイストレーニングの3ステップである

  1. 分離
  2. 強化/確立
  3. 融合/再融合

という原理原則に則ってトレーニングを進めるメソッドであれば、その部分を意識させる/させない、説明する/しないに関わらず、裏声で低音域つまりは地声で出せる音域を出させる訓練方法というのを取り入れています。

解説しますって書いてますが、訓練としての強度を保たせようとするとめちゃくちゃ難しいですが、やること自体は超シンプルで

裏声の状態・音色を保って出来るだけ音高を下げていく

たったこれだけのことです。

裏声=音程を操作する筋肉の影響を声域全体に広げる

その『足場』の中で声をコントロールできるようにする

めちゃくちゃ簡単に言うと、これ↑が裏声の下降を訓練する理由です。この足場を組みその強度を上げていくことこそがボイストレーニングの本義だといえます。

地声発声時にも裏声系の筋肉(輪状甲状筋)は動いていますが、それらの筋肉を地声の筋肉たちが優勢になってしまう音域でも稼働させず、裏声系の筋肉をメインにすることで声域全体の足場を作っていきます。

そしてその足場が強固になれば、そこに少しずつ地声系の筋の動き・テンションをかけていきます、そうすると低い音域から高い音域まで任意の音色で発声することができるようになります。

クリアしたいライン

B3までは『楽々』裏声で出せるという状態

今回の質問者の方はギリギリでF3付近までは出せるということなので、とりあえず最低ラインはクリア出来ているということですね。

ただそれが本当に『裏声』で下降できているかどうかは聞いてみないと分かりません、経験上ですがA3付近までしか出せないという場合、恐らく微妙ーに薄ーく地声が関わってきてたりすると思います。

で質問文の中に私木田はどこまで出せるのかというご質問がありましたが、若干裏声としての純正は怪しくなりますがC2付近までは降ろせます。

どんな音色でも基本的にC2くらいまでは安定して出せます、それより下の音域になるともうほぼスカスカの息だけになりますね。

音色や音量について

裏声、つまり輪状甲状筋(前筋)が圧倒的に優勢、そして地声系の筋群ができるだけ稼働していない状態の声帯であれば、色々と共鳴腔のコントロールをして音色を変化させてOKです。

音量に関しては、声帯は低くなればなるほど張力を失っていくので、小さくなります。喋り声よりも小さくなると考えて良いでしょう。

まとめ:ボイストレーニングの核(と考えています)

最初にトレーニングの発声音源は上げないと書きましたが、今回はかなり真剣に質問していただいたので、さわり程度の音源を用意してみました。

E4からA3まで裏声の下降をしています、A3でこんな感じだから・・・という風にこれよりも低い音域をイメージしてみてください笑

ということで色々と書いてきましたが、これよりも詳しく訓練の内容や方法を知りたいという場合、現状武田梵声先生のこの↓書籍にしか詳しく書かれてなかったりするので、購入して読んでみてください。