プロとアマの違い?やっている最中に緊張や恐怖を感じるレッスン

プロを目指して大きなボイストレーニングスクール等でレッスンを受けていた方の話を聞くと、未だに超体育会系というか怒鳴って否定して・・・というレッスンをする所があるみたいです。

こういう話を聞くと個人的に「うーん・・・」と感じざるを得ません。

ダンスやその他のスキルに関しては専門的に学んでないので、そういったレッスンが良くないかどうかは言えませんが、ボイストレーニングに関して言えば

あまり効率的ではない

というのは確実に言えます。

なぜか?という部分を私が考える範囲でお話したいと思います。

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声帯のコントロールは超繊細なものです

身体や喉の”余計な緊張”なんて以ての外!

なんです、”余計な”というのがとっても重要なんですが。

声を出す以上喋ってる時よりはテンション・プレッシャーを感じるのは当たり前です、これすら無くなるように「脱力だ脱力だ?」と思っていたらまともな声は出ません。

しかし必要以上の緊張は効率的且つ健康的な発声には大きな妨げになります。

発声というのは体全体の僅かな変化にも影響されます。顔や首の筋肉はもちろん、お腹や足先まで全てと連動しています。実際に声に影響を受ける割合は違ってきますが。

メンタルの影響は身体に直ぐ様現れる

怯えて萎縮したらその時点で身体は硬くなります

怒られながら怒鳴られながらレッスン受けていて精神的に落ち着くなんてことはあり得ないですよね。

ビクビクしながらトレーニングしている状態というのは精神的にも追いつめられて萎縮してそれと共に筋肉も緊張します。

それがレッスン時間中長く続けばその大半が

発声には適していない精神・身体状態

になっちゃってるということです。

お金払ってわざわざ歌いにくい状態にされて教えられるって馬鹿みたいじゃないですか笑?

でもこれが完全に全くの無意味か?と聞かれれば色んな面から見れば全てが無駄じゃないかもな?・・・という微妙な感じなんですね。

自分がスキルを『発揮する場所』によっては意味がある

プロとして緊張・恐怖に立ち向かうため

そういう意味で言えば、精神的に不安定で緊張している状態でレッスンを受けるというのも全く無駄ではないかもしれません。

プロになりたい、プロとしていろんな場所で歌いたいのであれば舞台に立つ時の緊張や恐怖というのは絶対に避けては通れません。

びっくりするくらいビビって震えて・・・という状況でも出番は必ずやってきます、恐ろしい舞台に立たなきゃいけません。

そんな中でも一定水準以上のパフォーマンスを出来るためにはレッスンで怒鳴られて萎縮して声が出なくなる程度じゃだめなんだ!

と考えてレッスンをしているのであればそういうトレーニングも無意味ではないでしょう。

『発声能力を訓練する』という名目であれば非効率的

ボイストレーニングはボイストレーニング

スキルというのは何かと何かをまとめて習得させようとするとガクンと効率が下がります。

同じようなことを何度も何度も慎重に丁寧に繰り返すから、その動きが身体に染み付いてくるわけです。

そんな丁寧に慎重にじーっくりやってる中隣で「なんで出来ないんだ!」「そうじゃない!」「何度言ったらわかるんだ!」ってゴチャゴチャ言われながらやっても全く効率的じゃないんですよね。

だったらやっぱり緊張して萎縮して怯えながらやるボイストレーニングってとっても無駄が多いですね。

さらに言うのであれば個人的な感覚としては数十分数時間のレッスンの中で緊張してビクビクしながらなんとかトレーニングしているという程度のメンタルの不安定さは、実際に舞台に立つ時とは比べ物にならない小さなものだと思います。

緊張を克服出来るのは『準備と慣れ』

どちらかが欠けていても克服できません

大きなステージに立って数万人の前で歌って経験はないので、そこまでの緊張はどうか分かりませんが、多くの場合緊張を克服出来る要素は今まで厳しい中怒鳴られて練習してきたという経験では無いはずです。

私が今までいろんな方(プロアマ問わず)に聞いてきたステージに立つ時の恐怖や緊張を出来るだけ緩和する方法は

十分に準備してきた!という心構えと慣れ

という方が多かったです。

この舞台に立つ為に私は十分に準備(練習・訓練)してきた

というのがメンタルとしてしっかりあるとわりと楽になる、という人がとっても多かったです。

まぁ緊張しているということはもう後は舞台に出るしかないわけで、その時に「もっと練習しておけばよかった・・・」とか「絶対に失敗する・・・」なんて考えちゃってもしょうがないわけで、だったら「十分やった!」という精神のほうが健全なのは確かです。

あとはやっぱり『慣れ』

なんにも考えてなさそうな方(失礼だけど笑)は「慣れればそんなに緊張しないよ?」っていう方が多かったです。

なんだかもう突き抜けちゃってる方は慣れとか言えちゃうみたいです笑

確かに場数踏めば少しは緊張と上手く付き合うことも出来るようになるでしょう。

というかある程度慣れるまではやっぱり人間なので新しい環境や状況には緊張します、そんな当たり前の反応がなくなるまでは緊張は中々なくならないでしょう。

やっぱり緊張しながら受けるレッスンってよくないかも?

自信を持てるような事(レッスンなり練習なり)をしっかりやってきたか?

というのが舞台に立つ上では重要です。それ以外に緊張を緩和させたり跳ね除けたりする方法はあまり健全ではない気がします。

ということで効率良くなるべく短い期間で効果を上げたい場合、リラックスして自分の身体をなるべく繊細に自在に操れる環境や精神でレッスンを受けるのが得策だと思います。

おわりに

人間って周りがウルサイ環境だとか隣でゴチャゴチャ言われるとやっぱり集中出来ないんですよ。それが大きな声であーだこーだ言われると尚更ですね。

スキルをしっかり定着させたいのであれば、やっぱりある程度の期間じーーっくりゆーーーっくり訓練するのが鉄則だと思います。

ということで今回はここまで!

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