最近全くブログ更新できてないのですが、それの大きな理由がタイトルの通り
防音室自作してるからです。
レッスンの空き時間やレッスンのない日は常に日曜大工している状態です・・・
ということで、なんでそんなことやってるの?という所からつらつら書いていこうと思います。
作り始めたきっかけは生徒さんとの雑談から
ボイストレーニングに練習環境の問題は付きもので・・・
トレーナー業を始めたときから多くの生徒さんに
- 練習する場所がない
- 他の人はどこで練習しているのか?
ということをよく聞かれてました。
その都度、出来ればスタジオを借りる、無理ならカラオケや車の中、それも無理なら諦めて自宅で苦情が来ない範囲でやるという感じに答えてました。
しかし最近は簡易的な防音室であれば、安くはないですが個人でもなんとか手が出せる範囲の価格で販売されています。
値段はそれぞれサイズにもよるのですが、上から順に一番小さい&安いもので
となっております・・・こういうガッツリした防音室と比べると安いとはいえ高いですよね(;◉◞౪◟◉)?
加えて本体の値段にプラスして送料がかかります、恐らく住んでいる場所にもよりますが多くの場合一万円近くプラスされるでしょう。
実際に購入した生徒さんに色々聞いてみると
上で紹介しただんぼっちとVERY-Qを実際に購入した生徒さんがいまして、その方々にレッスンがてら色々とお話を聞いていたのですが
だんぼっちの場合
- 全く無加工で、購入してそのまま使用するのであれば、防音効果はかなり薄い
- 上記の問題を少しでも軽減するのと同時に、全面ダンボールの為室内の反響があるので別途吸音材を購入する必要あり
VERY-Qの場合
- 確かに音は小さくなるが、値段を考えるとちょっとうーん・・・
- 遮音と吸音を兼ねたパネルで構成されているので、室内は中々デッド
というレビューを聞いて、
現状練習場所に悩んでいる生徒さんたちに手放しでおすすめ出来る感じではないなぁ・・・
だったらやっぱ自分で作ったほうがある一定の性能で圧倒的に安く出来そうだよなぁ・・・
と思いたち、私自身は特に必要ではないのに防音室作りを始めたということでございます。
実際に自分でやってみれば、自作するということをおすすめ出来るかどうか、ちゃんと効果のあるものが出来るかどうかということも、身をもって分かるので。
実はもうほぼ完成してるので今後どうやって作ったかを記事にしていきます
価格もまあまあ、性能もまあまあのものが出来ました
当初の予定より時間かからなそう、仮組みしてみたら案外簡単にできた。
またブログにも書くけど、サイズはW110×D90×H186、写真でちょろっと見えてるけどキャスター付けたから部屋の中ならコロコロ移動できる予定。 pic.twitter.com/WKBkhzY34x? 木田圭一 (@KidaKeiichi) 2017年4月10日
Twitterにも書いたのですが、サイズはW110×D90×H186というかなり中途半端&微妙に狭いだろって大きさです。
なんでこんなサイズなのかというと、設置する部屋に微妙に凹んだ場所があるので、邪魔にならないようそこに押し込もうとした結果こういうサイズになっちゃいました。
かかったお金と性能は?
まだ細かい調整やかかったお金の細かい計算はしていませんが、超おおまかに算出すると
材料費だけの合計で60,000円ほどになる予定です、それ以外にちょこちょこいらないもの買ったり部屋として使用するのに必要なもの買ってるので全部で70,000円くらいかなぁという感じです。
で、どれくらい音抑えられるの?という所ですが、これもまだ細かい部分が詰められてないので時間をかけて色々実験すればもう少し性能自体は上げられそうですが現状は
- 室内で90dB
- 防音室を出て扉を閉めた前で50~60dB
- 隣の部屋に行くと30~40dB
という感じでまあおおよそ30dB抑えられているという感じです、なので性能的には上で紹介したVERY-Qと同じくらいですかね。
ただ現状はまだまだ手を加えられる部分があるので、今後この数値はもうちょっと向上できそうな感じです。恐らく最終的には-35dBくらいは行けそう?かな?
この辺りの合計金額や防音性能は制作過程の記事の最後にしっかり書く予定なので、それまでしばらくお待ちください。
2018年5月8日追記
実際の防音性能はこんな感じです、防音室から2mくらいの位置にマイクを設置しています。開いたドアの前での発声と防音室内での発声です。移動や部屋に入る際の雑音などはカットして短く編集しています。
これからしばらくは防音室制作過程の記事が続く予定です
ボイストレーニングブログなのにすいません(;◉◞౪◟◉)>
作るにあたって今までにないくらい色々考えて下調べ&作業したので、書くことはめちゃくちゃあります。
なので出来るだけ記事数は少なくするつもりですが、結構ボリューミーな記事が何本か続く予定です。
ということで防音室作ろうかな~とかお考えのちょっとおかしい方には参考になりそうな記事を書く予定なのでお楽しみに!m9(`◉◞౪◟◉´)
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