Twitterでちょろっと書いたのですが、ボイトレを頑張っている方に向けた少し押さえた方がいい練習時のポイントをいくつかご紹介しようと思います!
なんとなくでやってると結構時間の無駄になってることがいろいろありますよ!
photo credit: Martin Gommel via photopin cc
最初はゆっくり大げさに、そして確実に!
自分のミスが認識できる程度のスピードが重要です
大抵の方がボイトレ書籍に付いているCDやネットの動画に合わせてスケール練習されている方が多いと思いますが、そこでネックになってくるのがスケールのスピードです。
どれも結構テンポが速く、初心者の場合は自分がミスしている箇所や癖が強く出ている箇所に気づけないスピードです。
そんな状態で練習していても、いつまで経っても弱点は改善していきません。
最悪の場合、そのテンポに付いていこうとしてしまい新たな癖を生むこともあります(私自身経験済みです)。
なので初期の練習ではスケールのスピードに注意した方がいいです!
CDや動画であれば再生するソフトで再生速度を落としたりして、自分がある程度ゆとりをもって声が出せるようなスピードまで落としちゃいましょう。
ガッツリボイトレをやりたい!という方やある程度の期間実践しているのに伸び悩んでいる方は鍵盤を弾きながら練習するのがベストです。
実際にどれくらいの高さを、自分はどのように感じているのか?というのをしっかり理解するにはやっぱり鍵盤が1番確実です。
5分でもいいから毎日続ける!
短くてもいいからとりあえず毎日少しでも継続する
毎日1時間2時間という練習時間は確保できなくても、5分程度であれば出来ますよね?
ほんのちょっとでもいいから、毎日声を出すということに慣れてください。
例えばこんな練習してませんか?
『一週間の間、月曜日から木曜日までの4日間は1?2時間練習する。金曜日から日曜日までの3日間は一切練習しない。』
こういうスケジュールの組み方は大変非効率なのですぐやめましょう!
1日でもぽっかり練習が空いてしまうと発声に携わる筋肉や感覚は中々身に付きません。毎日少しでも良いので筋肉や感覚を覚えこませることが重要です。
『一週間の間、毎日15分程度練習する。』
こうするだけで多分大幅に効果が上がります。新たな癖を作る(ここでの癖は正しい発声をする癖です)時は神経を常に刺激することが効果的な方法です。
練習は詰め込み過ぎないようにする!
1時間練習するなら間隔を空けてみましょう
上のポイントと少し被りますが、このポイントはしっかり毎日長時間練習する事が出来ている場合もっと効果を上げるためのポイントです。
例えば1日1時間はしっかり練習するとして、それを丸々1時間通して練習するのではなくて『10分練習して10分休んでを繰り返す』?という感じに分けて練習するのが効果的です。
この『10分休んで』というのがかなり重要なので、一度試してみてください。
何も考えずに延々と練習するより、こういうやり方の方が神経回路が強化されるので、新しいスキルを身につけたい時には最適な練習方法です。
ただし!上記のポイントの注意点!
正しい練習方法が確立している場合のみ有効です
上で書いているポイントは正しい練習が身につくまでのスピードを早めるためのポイントです、全く的外れな練習をしていても効果は当たり前ですが現れませんので注意してください。
体調が悪い時は無理せず休みましょう
体調が悪くても短時間なら出来る・・・と思って無理して練習しないでくださいね!
何度も言っているように、体調が悪い時や寝不足の時は身体は新たなことに集中する余力はありません。やっても正しいものが身につかないことの方が多いのでそんな時はしっかり休みましょう。
おわりに
以前にも練習時間についていくつか記事を書いていますがその時は毎日ガッツリ練習している人は週1日は休んでね?と書いているのですが、今回の記事がそれよりパワーアップした練習方法です。
参考にするならこの記事を参考にしてください笑
こんな感じで私自身日々いろいろ実践し勉強もしているので、以前と言っている事が全く違っていたりしますが、その時は新しい情報を参考にしてくださいね?♪