レッスンを定期的に受講している方であれば、トレーナーに当面の目標やどういった練習を続けていればいいか聞けばいいだけですが、独学であったり、レッスンを成果確認としてだけ利用している場合は、日頃どういった練習をやるべきか迷ってしまう人も多いと思います。
何度かこのブログでは、独学の場合、手広く時間をかけないと多くの場合、練習の効果は出にくいと書いてきましたので、できる限り考えられる範囲で多くの練習方法をこなすのが正解っちゃあ正解です。
しかし時間には限りがあるので、できるだけピンポイントで効果を狙いたいですよね。
そんな時にちょっと役立つかもしれない、直近でやるべきメニューを確認できるかもしれない方法をご紹介します。
不思議な力で何か一つ声が成長できるとしたら?(ただし小さな変化)
それが恐らく直近で一番成長させやすい部分
(⌒,_ゝ⌒) < ただそんな大きな変化は無理やからほんまちょびっとしたやつな!
神様的な何かに↑と言われた時に貴方の頭に「じゃあここアップしてほしいな~」と思い浮かんだ部分が、直近で成長させやすい部分であることが多いです。
例えば
- 軽い裏声(アンザッツ4)の音域をあと半音伸ばしたい
- 地声系発声の最低音をもう少し安定させたい
等など、なんでもいいです、今一番改善したい小さな部分、日頃練習してて「ここをもうちょっと」と思う部分をすぐ練習しましょう。
自分で考えて思い浮かんだということは、何かしら取っ掛かりを見つけると一気に良い方向へ転がるメニューである可能性が非常に高いです。
あくまで現実的な小さな変化をイメージする
(⌒,_ゝ⌒) < いきなりプロレベルにすんのは無理やわ~
イメージするのはあくまで現実的な、現状の自分の声から計算して、ほんの小さな変化にしてください。
あれもこれもと考え出すと、ただ理想の声をイメージするだけになってしまいます。理想の声のイメージを固めるためにやるわけではないので、そこんところ注意です。
自分で頑張っても一週間くらいでクリアできるかな~くらいなものをイメージしてください、それくらいなら (⌒,_ゝ⌒) ←この神様的なやつは叶えてくれます(まあ実際は自分で練習するんですけどね笑)。
この自問自答の連続で日々練習を続ける
改善できそうな部分をどんどん突いていく
重要なのは今の自分の声・喉の状態を細かく把握しないと、(⌒,_ゝ⌒) ←これにここを良くしてくれ!ってお願いできないわけなので、現状把握をしっかりするというような意味合いも強くあります。
独学の場合であれば、ある程度の精度で良いから、現状把握をしっかりして、そこから一番手短に解決できそうな部分を練習する、この連続です。
というかこういう考え方以外の練習メニューの組み方は、大抵何重も段階を飛ばして考えちゃってることが多いので、注意が必要です。
上でも書いてますがいきなりプロレベルになることも、一気に声に変化が起こって自由自在に歌えるようにもならないわけです。
小さな改善ポイントとそこに向けての練習、そうすることで小さな変化ながらも日々成長を続けられるということです。