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【ただただ歌った】僕のこと/Mrs. GREEN APPLE【若干解説あり】

参考音源付き記事
Image by Sanna Jågas from Pixabay

ただただ歌ったものを上げるだけのシリーズです。今回は当ブログの質問募集(1月19日分)の方に来たリクエストの曲、Mrs. GREEN APPLE さんの僕のことを歌わせていただきました。

レッスンでも時々、この曲や Mrs. GREEN APPLE さんの曲を歌いたいということで、取り上げることがあり、その際に毎回「めちゃくちゃむずいですよ」とお伝えするんですが、自分で歌ってもやっぱりめちゃむずかったです笑

そもそも男性が楽に出せる音域を優に超えている、つまり単純な音域的難しさと、曲全体で頻繁に使用される音域が男性にはちょうど難しい部分であるという、発声技術による難しさが組み合わさっているため、なにをどうやっても難しい曲です。

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僕のこと/Mrs. GREEN APPLE

※カラオケ音源はこちらからお借りしました。

所々、微妙に音が届いてなさそう部分がありますが、毎回歌い直す度にどこかしら失敗するので、このへんで勘弁してください m(_ _)m

記事冒頭で書いたように、この曲(というか大森元貴さんの楽曲全般)の難しさの一つは、単純に最高音が出せるか?ということです。

この曲は最高音G5という女性歌手の楽曲でも珍しいくらいの超高音です。まずはそもそもこのG5という高さが曲を歌うという動作の中で出せるかどうか?が大きな関門の一つです。

そしてもう一つの難しさは頻発する高音域です。この曲では最高音自体はサビのG5ですが、出てくる回数は2回だけです。他方でサビのアンカーポイントとなっているのはE4とG4で、この高さはかなりの頻度ででてきます。

最高音からちょうど1オクターブ下付近の音高ですが、E4はちょうど換声点付近ですし、G4も一般的な男性歌手の曲だと最高音に設定されるくらい高い音高です。

さらに加えると、最高音がG5という女性歌手の曲でもめったに出ない超高音なのに、最低音はC3・D3という男性歌手の曲でよく見られる音高です。

つまりこの曲は

  1. 高音域に自信があってもG5という超高音が曲中で出せるか
  2. 超高音域に自信があっても最低音や換声点、サビの頻発する高音域の中で安定して歌えるか

という、非常に難しいポイントをクリアしていないと満足に歌えないということです。

まとめ:どこをどうとっても難しいやばい曲

ということで色々と解説してきましたが、大雑把にまとめると、この曲や大森元貴さんが歌っている曲を原曲キーで歌えるようになりたいのであれば

  1. まずは徹底的に発声できる音域を広げる
    G5が曲中ででてくるのであれば、訓練ではそれよりもっと上の高さまで出せるようになる必要があります。
  2. E4~G4付近の発声を安定させる
    つまりはかなり強固なミックスボイスを作り上げる必要があります。最高音に昇る、もしくは降ってきたときに、これらの音域が安定していないと、そもそも最高音に届かなかったり、一曲歌っただけで喉が疲弊してしまったりということが起こるでしょう。
  3. 高音域だけじゃなく低音域も訓練する
    曲で使用される音域が単純に高い方にズレている(つまり最低音が高い)というわけではなく、最低音もしっかり男性歌手の平均的音高なので、ただ高い声が出せればいいという問題ではないため、低音域から訓練する必要があります。

これらが必ず必要になるでしょう。つまりは何度も書いているように、めちゃくちゃ難しい曲だということですね笑

リクエスト・質問はこちらからどうぞ!

こんな風に曲を分析し練習してみたいという方は是非レッスンにお越しください~♪

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