【つぶやき】まだまだ『ヤバイボイストレーニング』は蔓延っているという話

最近うちにレッスンに来られた生徒さんとのやりとりで「こういった方が未だにたくさんいるんだろうな?・・・」と思ったのでちょっと書いておこうと思います。

最近東京から転勤で神戸に来たので、うちのレッスンを受けて頂いたのですが、東京にいる時に2年半ほど週に1回か2回ボイストレーニングを受けていたそうです。

そのボイストレーニングのレッスンを受けるまでの声の状態としては、

・出せる音域は地声でG4、シャウトしたらA4
裏声はカスカスになるけどC5くらいまでならなんとか
・歌っているとどんどん声が掠れていく

といった状態だったようです、さぁこういった声で東京にあるボイトレスクールで一生懸命レッスンを受け続けた結果この生徒さんの声はどうなったか?

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主なレッスン内容は「腹式呼吸」
「地声を鼻腔共鳴で強めて高くしていく」
「決められた課題曲を歌う」

・・・・・(゚Д゚)

といった意味の分からないトレーニングを真剣に毎週続けた結果、声は

地声でE4まで、シャウトしようにもこれ以上は声にならずに息だけになる
裏声はスカスカになり、全く出ない
・E4以上の音を出そうとしても全てフラットしてE4以下の音にしかならない

といった状態にまでなっていました・・・

ここまでくると前に書いたこの記事↓のような

続けてやっても『声の幅が狭くなる』理由はそれが『ボイストレーニング』ではないから
続けてやっても『声の幅が狭くなる』理由はそれが『ボイストレーニング』ではないから

ボイストレーニングじゃなくてボーカルトレーニングだろ!とかっていう事よりも、生徒の声を潰そうとしてんじゃないか?って思うんですけど・・・

まだまだ効果的なトレーニングというのは認知されていない

根付いた悪習はなかなか変わらない

Twitterなどでは本当に効果があるトレーニングを知っているボイストレーナーの方や、トレーナーではないにしろこの辺りのことをよく知っている方がたくさんいます。

しかしそれはあくまで、世間的に見たらめちゃくちゃ狭い範囲の、それもネットの片隅でのブームでしかないんだなぁと思いました。

別に「効果のないトレーニングを提供してるのにも関わらずお金稼いでるボイストレーナーもどきが許せない!」とかそういう愚かな競合マインドは持っていないので笑、そういう人がいるのは構いません。

ただそういうトレーニングを受けて、明らかに声が不調になってしまった方が

「やっぱり歌は才能なんだ」

と思ってしまわれることが勿体無いと思うんです。

真剣にやればやるほど声がおかしくなるボイストレーニング?は存在する

能力が向上しない時点でトレーニングではないのだけれど

ただその他方ではやれば少しづつではあるけど確実に成長することができるトレーニングも存在します。

ボイストレーニングを受けよう!と思ったときに、どちらに当たるかによってその先の未来が大きく変わってしまうような状況は良くないし、上でも書いたように勿体無いと思っています。

そういう意味で今回レッスンに来て頂いた生徒さん(ブログに書くのも了承して頂いてます、ありがとうございます!)はよっぽど歌が好きなんだろうな?と思います。

何度も書いてるように裏声を使わないトレーニングはありえない

ここだけは絶対条件

ただ実際には裏声を使うってだけだと、本当の意味で効果的なトレーニングかどうかはわかりません。

しかし完全に地声オンリーだけのレッスンも蔓延っている中で、裏声もしっかり練習するものを選ぶというだけで、今回の生徒さんのように思いっきり音域が狭まるということは防げるはずです。

おわりに

上では今回例に上げた、バカみたいなトレーニングをやっている人間がいても構わないと書いていますが、それくらい間違ったボイストレーニングが普及してしまっています。

これは恐らく小さなグループが声を上げても変えられない大きな流れでしょう。

なので私自身としてはコツコツとこうやって情報発信し、自分の元へ来て頂いている生徒さんに全力を注ぐだけです。

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