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【こんな声出せますか?】第9回:高音域でもゆっくりしたリップロール

参考音源付き記事

今回は声というか音ですね、リップロールを取り上げてみます。声のウォーミングアップとしてよく使われるテクニックですが、先にお伝えしておくとこれ自体に声を育てる力はありません。

唇でも空気を受け止めることによって、声帯にかかるテンションを分散させたり、その圧力が声帯に戻ったりー云々という理屈なので、リップロールで音域を行き来したとしても、通常の発声がやりやすくなったりはしますが、それ自体にトレーニングとしての強度はありません。

今回紹介するのも、音色や体感の変化が分かりやすいからリップロールを利用するだけです。

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高音域でもゆっくりしたリップロール

サンプル

そもそもリップロールって何?という方も、このブログまでたどり着いた方なのであれば少ないとは思うんですが、いるかもしれないので改めて説明しますが、簡単に言えば唇ブルブルさせるやつです。

↑のサンプルの前半部分は地声で、後半部分は裏声です。

ブルブルさせた時の音がサンプルのような音色になるようにしてください。ブルブルさせるのに意識が行き過ぎて声を出さなくなっちゃう人がいますが、それだと意味ないです。

NGパターン

こんな↑感じでブルブルが細かすぎちゃったり、スカスカな音色だと効果がないので、サンプルのようなある程度粒の大きいブルブル+奥で声が聞こえる状態を作ってください。

まずはサンプルのような音が出せるのが前提条件で、ここから↓は読み進めてください。NGパターンのような状態では絶対に無理なので笑

パターン1

とりあえず地声から裏声へ切れ目なく、そして音量とブルブルの大きさが変わらないようにできるかが重要です。

D3~D5という2オクターブの幅ですが、大きく音量・ブルブルの周期が変わらなければとりあえずOKです。音量とブルブルの大きさ・周期が変わらないということは、使っている息の量も大きく変化していないということなので、そこを重点的にやってみてください。

ここまで高く、もしくは低く出せないという場合は、音域は自分で出しやすい良い感じの幅に変化してOKです。

また上昇型だとどうしても崩れるという場合は、まず下降型でリップロールが崩れないようにしてください。

パターン2

いきなり難易度が急上昇しましたが笑 今回やってみてほしいのはこれです。

音域はパターン1で登りきったD5からスタートして一瞬A5まで上がり、そこから緩やかに音量・ブルブルの状態をなるべく変えずに音域を下げていきます。

これもそもそもここまで高く出せないという場合は、音域を下げてもOKです。ただ息の量と圧力に頼らず出せるというのを意識してほしいので、ある程度しっかし声帯を伸ばさないと出せないくらいの音域でやるのが理想です。

それくらいの高さで↑のNGパターンのようにブルブルの大きさが細かくなりすぎたり、あまりにもスカスカにならないという範囲で空気を受け止めて音が出せるかというのが非常に重要です。

まとめ:少ない息の量で高音域を鳴らす

普通に声を出して高音になるにつれて息を減らしてねーと言っても、実際問題できているかどうかは分かりにくいですが、リップロールを利用すると明らかにブルブルの感覚が変わったり音色が変わるので、分かりやすいはずです。

また最初にも書いたような声帯にかかるテンションが普通に発声するのと比べ若干緩むので、高音=強い呼気+きつい閉鎖になっている人でも、そういう状態を作りにくいです。

今回紹介したようなパターンを真似できなくても、ある程度の音高(C5以上)で喋り声より小さめの音量、そして余裕を持って音を伸ばせるという状態が作れるように練習するだけでも、徐々に高音域が軽く出せるようになってくるはずです。

暇な時ブルブルと試してみてくださいー( ◉◞౪◟◉)