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ボイストレーニングを続けるために|日頃からやっておきたい喉のケア方法

ボイストレーニングTips
Image by Fuzzy Rescue from Pixabay

毎年これくらいの季節になると「喉の調子がおかしいのでレッスンキャンセルさせてください・・・」というクライアントさんが多くなります。

不調が治まった後、レッスンで色々と話しを聞いてみると、ほとんどの方が「今まで喉に違和感や痛みがでてことないんですけど、今年は明確に喉にきました・・・」と言います。

その際、日頃何か喉に関するケアを意識していますか?と聞くと、ほぼ100%無頓着、というかそんなの全くやっていなかったと言います。

ということで今回はボイストレーニングを続けていく上で最低限やっておきたい喉のケア方法の紹介と、なぜボイストレーニングをしだすと喉に不調が出やすいのか?という部分を解説していきます。

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ボイストレーニングすると喉が弱くなる?

最初に『なぜボイストレーニングをしだすと喉の不調が出やすくなってしまうのか?』という部分についてです。時々「ボイストレーニングすると喉が弱くなるんですか?」というクライアントさんがいらっしゃるのですが、全くそんなことはないです。

ボイストレーニングをしだすと喉に不調が出やすくなるのは、単純に喉を使う機会がそれまでと比べて圧倒的に増えるからというのが一番大きな要因です。

稼働率が高いパーツほど故障しやすいのは言うまでもないですね。

ただ単純によく使ってるから不調になりやすいなら、ずっと不調に怯えなきゃいけないんじゃないか?と思うかもしれませんが、そういうわけでもなかったりします。

狙い通りに動いていない=不調を招きやすい

声を出して喉を使う機会が多くなることに加えて、ボイストレーニングの目的である喉の筋群を思うように動かすための訓練をしていく中で、意図せず動いてしまっている部分が余計な負傷を招きます。

声帯や声道・共鳴腔が過剰に緊張して閉鎖したり狭まってしまう、そんな状態で発声すると粘膜同士が余計にぶつかり合い、次第に炎症を起こしてしまいます。

ただでさえ発声している時間が長くなるだけでも不調を起こしやすいのに、そこに意図せず起こってしまっている余計な緊張や力みがさらにプラスアルファで不調招く原因になります。

この部分に関しては、訓練が進み効率的かつ安全な発声が確立すれば、あまり気にしなくてよくなるので、上手くなればなるほど発声訓練や歌唱によっての不調は起こりにくくなると思ってください。

日々簡単にできる喉のケア

以前からこのブログでは風邪の予防や対処、喉の不調や痛みが出た際の対処方法はいくつか記事にしています。

声枯れ・声帯炎などの喉の不調をできるだけ早く治すためのポイント
質問箱に来た質問への回答記事です。今回はこういった内容↓の質問を頂きましたので、ふわっと分かる or...
声を多く使う方へ|風邪の予防と改善、喉スプレーやのど飴の効果
この記事は2014年10月に公開したものを書き直したものです。 毎年寒くなってくるこの時期にこのテー...

今回は不調が出る前に、というかボイストレーニングを続けるのであれば、常日頃これくらいはやっておいたほうがいいんじゃない?というケアを解説しますが、基本的には不調がでる前でも後でもやるのは似たようなことなので、上の記事も参考にしてみてください。

就寝時の喉のケア

上で紹介した記事では加湿器の使用をおすすめしています。なるべく喉の労ってあげたい、なるべく毎日途切れることなくボイストレーニングしたいから調子を崩したくない、といった場合は手間もコストもかかるため面倒ですが常に加湿器を使用するのがいいです。

春から夏にかけてはエアコンを使いだす時期ですが、ボイストレーニングをして喉の例年よりも多く使っているような状態で、エアコンを付けて就寝すると非常に喉が乾燥しやすく、一気に調子を崩すことがよく起こります。

起きている間は何かしら水分を摂りますが、寝ているとそうはいきませんので、寝て起きたら喉がめちゃくちゃになっちゃった・・・というのはクライアントさんからもよーく聞きます。

ただ不調にはなりたくないけど、こんな時期から加湿器使うのは流石になぁ・・・面倒だなぁ・・・という人も多いでしょう。その場合はマスクをつけて寝ましょう。

コロナ禍によってマスクを付けることにも抵抗感がなくなった方も多いでしょうし、寝苦しかったら寝てる間に勝手に外しますから、とりあえず寝る時は付けるというのを意識してみてください。

エアコンを付けて乾燥した空気の中、睡眠中全くノーガードで呼吸を繰り返すよりは、マスク一枚あるだけで喉へのダメージは全く変わります。

起きている間の喉のケア

一番意識したほうがいいのは水分補給です。カフェインが多く入った飲み物やアルコールはいくら飲んでも水分補給にはなりません。

「気づけば数時間水分を摂ってなかったという状況もよくあります・・・」なんて方も多いようですが、それが常態化した中でボイストレーニングによってさらに喉を使うと、そりゃ余計なダメージを負いやすくなります。

なので普段からあまり水分を摂らないという人は、ボイストレーニングをしている期間は特に意識してこまめな水分補給を心がけましょう。

次は睡眠不足のときはボイストレーニングを控えめにするということです。

解決方法自体は起きているときにどうこうできる問題ではないですが、明らかに睡眠不足だと感じているときは練習を控えめにしましょう。

睡眠不足になると代謝が悪くなり、免疫力が低下し、それにより身体の粘膜部分の再生が上手く行われなくなります。そんな中でボイストレーニングをして声帯をたくさん使ってしまうと、後々声の掠れや枯れが起こりやすくなります。

加えて、そもそも睡眠不足のときは、大して効果的な練習もできないので、眠いな~目が重いな~と感じているのであればまずしっかり寝ましょう。

まとめ:水分摂ってマスクしてよく寝る

この記事で言いたいことはこれだけ↑です笑

どうしても明確な不調や痛みがでてからではそれを改善するのは非常に時間がかかることが多いため、如何に普段から簡単にできるケアだけでも続けているかが重要になります。

喉の不調は本当に様々原因があるため、ここに書いてあるケア方法では防ぐことができない場合もあるので、気になることがある場合は、まず病院へ行き診察してもらいましょう。