【図解付き】弱々しいミックスボイスを強く地声っぽくしていく方法

※2016年現在この記事はあまり参考になりません!
改訂版として新たに書き直しましたので↓の記事を読んでください!

【改訂版】弱いミックスボイスを強く地声っぽくしていく方法
最近過去の記事を書きなおしたり修正したりしています。その時は全力で本気出して書いてるんですが今になって読むと「なんやこれ?」っていうのが山程...

いろいろな方からよく聞かれる質問なので、記事を公開していたのですがもっと分かりやすくしてみようと思い、新たに書き直しました。

実際にこのブログのコメント欄に寄せられたご質問にも合わせて回答・解説してみようと思います。

ということで、今回はある程度ミックスボイスが出来ている方、なんとなく掴めてきている方向けの記事になっています。

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まずはミックスボイス・ミドルボイスとは?おさらいしておきましょう

参考記事 ミックスボイス・ミドルボイスとは?出し方やその状態の説明

参考記事 気をつけないと迷うかも?ミックスボイス・ミドルボイスの感覚って?

参考記事 結構勘違いしがちな強いミックスボイスと強い声門閉鎖とは

まずは上の記事をお読みください、読んでいただければある程度理解出来るかと思います。

そして何度も書いているように、ミックスボイスというのは特別な声ではありません。

声の高低に合わせて声帯やその他の器官をスムーズに無理なく変化させられればそれがミックスボイスです、それ以上でも以下でもありません。しかし、それは所謂初期段階でのお話です、その状態では声はスムーズにチェストボイスからヘッドボイスに移行出来ますが、声質自体は二つに分かれて聞こえます。

超簡単な図を用意しましたのでそちらで確認してみましょう。

Process1 初期段階の正しいミックスボイス

process01

図の見方として右に行くにつれて低音から高音に移り変わっていると考えてください。

これが初期段階のミックスボイスです、声帯の厚さもきちんと高くなるにつれて薄くなっていき、それに伴い空気の量も減らせています。初期状態でのチェストボイス→ヘッドボイスの変化をいうのはこういう変化が声帯に起こっていると考えてください。

そして声帯の厚さが1番と3番ではかなり違いますよね?超薄くなっています。

これが声質が分かれて聞こえる大きな要因です。

ですがこの状態はとっても正しいことをしているので、これから書く強くしていく事が出来るスタートラインに立っています。しっかり正しい練習をしていれば最初は誰でもこういう状態になり、声質も切り替わってしまうという事を頭に入れておいてください。

そしてこの切り替わってしまう状態でも立派なミックスボイスです、

力強い高音=ミックスボイスになっている方はお気をつけください。

そういう方は次のような状態になりがちです。

Process2 ありがちな誤った方法での高音発声

process02

上でも紹介した別記事声門閉鎖のバランスが崩れている状態というのはこういう事になっている事が非常に多いです。

きつく締まった声帯を強い息で無理に震わせて高音発声をしている状態です。

強い・大きい声=息を多く流すという思考回路が出来てしまっている方はこうなりがちです、こうなると中々抜け出せない方が多いですね。

この状態の怖い所は

声のクオリティはどうであれ、ある程度強い高音が出せている

という所です。

しかしこの状態から抜け出すにはまずProcess1に戻らなければいけません、そこが中々にネックになってきます・・・・

弱々しい声で練習するのに耐えられない

こういう方がめっっっっっっちゃくちゃ多いです。しかも多くの場合Process2の状態になってしまう方はロックや激しい音楽が好きで、そういったシンガーに憧れているのがほとんどです。

そんな人々がレッスンなどに来て、正しい練習をしても

俺の出したい声はこんな弱い声じゃない!今までの声の方がまだよかった!こんなの役に立たないからやめよう!

となってしまうんですね?・・・・

でもそうなると一生このままです

これ以上声帯は仕事できない状態で、この状態からもっと高い声を出したい!と思っても息の量を増やすしかありません。するとどうでしょう?きつく締まった声帯に必要以上の息をぶつけ続けるような状態です、これが長く続くとどうなると思いますか?

多くの場合ポリープや声帯結節になります。

現状ではそこまでならなくても、声が枯れる・かすれる、喉に痛みを感じるなど全く健康的でないのは明らかです。なのでグッと堪えて弱々しい声でも、正しい声を出し続ける必要があります。

それしか道はないと思ってください。

Process3 正しい状態での強いミックスボイス

process03

Process1と比べると、高音時でも声帯の厚さが保たれ、息の量も増えています。しかし声帯はある程度柔らかく振動できています。

こういう状態だと声は一本に聞こえ、自由に力強い高音を極端な負荷なく出せます。みなさんが目指しているのはこういった声ですよね、この状態になるには正しい初期状態であるProcess1をしっかり身に付ける必要があります。

Process2の状態からこの状態には絶対ならないと考えてください、遠回りに思えますが弱くても正しい状態が必ず必要です。

上記を踏まえた上で当ブログに寄せられたご質問にお答えします

ご質問の主な内容 ご質問者様:naoさん

部活で週5日、弓場メソッドのCDで練習をしていたので、「息漏れのない裏声」(=ヘッドボイス?)はおそらくできるようになっていると思います。
部活で歌うクラシックの曲ではそれ(柔らかく広い感じの声)で事足りたのですが、最近、ポップスの曲を歌うときに必要な、地声に聞こえるような鋭い高音を習得したいと考えました。
? 弓場メソッドのCDではミドルボイスは使っていないように聞こえるのですが、弓場メソッドでミドルボイスの習得はできないのでしょうか?弓場氏の言う「息漏れのない裏声と地声を混ぜる」方法では、どうも地声のような声質は出ない気がします。(この考えが違っていれば併せて教えていただきたいです。)
? この現状から、どのような能力を身に付ければ、ミドルボイスが習得できるでしょうか?

ご質問の回答

このようなご質問を受けました。こういったお悩みは結構いろんな方が抱えていると思うので、今回の記事と絡めて回答します。また分かりやすいように質問に番号を付けさせて頂きました、これに合わせて回答していきます。

今回のnaoさんのご質問で一番重要になるのが1番の内容です。簡単にまとめれば、YUBAメソッドでは力強い声は作れない?ということだと思いますが、これは多くの場合

付属のCDだけではそのレベルまで到達できる方が少ないだけ

であって、しっかり訓練すれば強い声を出すことも出来るようになります。

ご質問の中でCD内ではミドルボイスを使っていないように聞こえるとの事ですが、私が解説している定義でのミドルボイス(ミックスボイス)は使われています。それこそ力強い高音=ミドル・ミックスボイスだと考えていると、そうは聞こえないでしょう。

またCDでは声を強くするというより混ぜ声を作るということにフォーカスしています、なのでそこまで強い声を使っているわけではありませんが、このインストラクターのレベルであればポップスなどは何の問題もなく歌えるレベルの力強い声は出せるはずです。

naoさんは今回解説したProcess1は身についているのでしょう、そしてそれがミドルボイス(ミックスボイス)です。

その状態からその声以外の強い声を探しても全く意味がありません、その声を鍛えていくという考え方をしましょう。地声つまりチェストボイスに聞こえるような高音を出すためにはProcess3を身に付ける必要があります。

声を強くしていく具体的な方法

では3番の質問に軽ーくお答えします、これは実際の声を聞いてみないと全くわからない+逆効果になる可能性があるという事を頭に入れておいてください。

この本のCDに合わせて練習する

参考記事 ボイトレ本で独習される方に!ちょっと役立つ?情報 ロジャー本編

ここで紹介している超有名本に習って練習するのも手です、この本は声を強くすることに特化していますのでいろんなトレーニングと合わせてやると効果的かと思います。

母音と子音の組み合わせで鍛える

母音は『ア』や『オ』で、子音は『G』や『B』の組み合わせでスケールに合わせて練習してみるのも良いと思います。

まぁこういった音の組み合わせは上のロジャー本で主に使われているようなものだったりします笑

『バ』や『ガ』、『ゴ』や『ボ』などでスタッカート気味で歌うと、強く声を出す感覚というのが掴めるかもしれません。

レッスンを受けて頂く

これが一番確実で安全です笑

何度も言いますが実際の声の状態がわからないので・・・・

これをやればOK!なんて方法はありません、声の状態は十人十色で細かく違い、感覚も人によって全く違ったりしますので注意してください。

そして声を強くしていく段階というのは少し方向性を誤ると大きく今までのバランスから外れる可能性があります。

出来ればトレーナーに習い、慎重に進めていってください!

おわりに

かなり長い記事になってしまいましたが、どうでしょう理解できましたでしょうか?

そしてこのブログではおなじみになってきましたが、今回書いた事はとっっっっても簡略化して解説しています。

声はもっっっと細かい変化とあらゆる体の部分を使って発せられます。

ここで書いたことだけが起こっているとは絶対思わないでくださいね♪

また疑問質問等ありましたら、お気軽にコメントください!

改訂版として新たに書き直しました、この記事は内容が古いのであまり参考にしないでください!

【改訂版】弱いミックスボイスを強く地声っぽくしていく方法
最近過去の記事を書きなおしたり修正したりしています。その時は全力で本気出して書いてるんですが今になって読むと「なんやこれ?」っていうのが山程...
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