ボイストレーニングのレッスンで主に使うスケールパターンとその傾向の解説

※2016年現在は使用しないものが多数ありますので、あまり参考にしないでください(;´Д`)

私木田のレッスンで主に使うスケールパターンの紹介・解説です。

レッスンを受ける方、受けようと思っている方は是非ご確認ください。

そしてスケールの傾向・効能も少し解説しますので、独学の方も参考にしてみてください。

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オンラインレッスンだと声に合わせてスケールが弾けません

大なり小なり遅延があるので、基本アカペラで歌えるようにしてください。

スカイプではどんなに両方の通信速度が速くても遅延が起きます。ですので基本的にこの記事で紹介するようなスケールパターンを覚えていただき、アカペラで歌えるようになるのがベストです。

基本的な一連のレッスンパターンです(赤字が講師側です)。

  1. スケールパターンを弾きその時使う音(GuhやMumなど)デモンストレーションをする
  2. スケールのスタートコードを弾く
  3. スケールパターンをアカペラで歌う
  4. 半音上げてスケールコードを弾く
  5. スケールパターンをアカペラで歌う

以降→⑤を繰り返していきます。

という感じで進めていきます。

まぁこのパターンはかなり慣れてきた場合ですので、最初は毎回講師側がスケールパターンを弾きデモンストレーションしますのでそれに合わせて頂ければ大丈夫ですので、心配しないでください~♪

各スケールパターンとそれらの傾向

① オクターブアルペジオ

スタートの音とトップの音がちょうど1オクターブ離れていますので、初心者の方でも分かりやすい&覚えやすいパターンですね。

最初の段階で1番多く使う事になるパターンですので、簡単だし是非覚えてみてください!

このスケールパターンの傾向

音の数とその範囲からかなり使い勝手の良いツールです。

初期の正しい感覚を覚えるといった目的から、声を鍛える前段階のツールとしても非常に効果的です。

独学の方はこのパターンをメインにいろんな音で練習するとバランスよく効果が出ると思います。

 ② 1.5オクターブ(オクターブ&ハーフ)

名前の通り1オクターブと半分くらいの範囲です、使う音域は広いですが①番に慣れてきたら基本的にこのパターンが基本になりますので、これも早い段階から覚えられるとベストです。

このスケールパターンの傾向

このスケールはかなり緻密にデザインされたもので、①番をより使いやすく、どんな癖の方にも効果が出るようになっています。

チェストボイスで張り上げてしまう方も、1オクターブだとある一定の音まで頑張れば張り上げて出せてしまいますが、このパターンだと一気に高い音域まで連れて行くのでそれが困難です。

また強いミックスを作る段階でも非常に効果的です、スタートがある程度チェストがしっかり出せる所からですので、そのチェストの感覚をなるべく取り入れながら発声する事もし易くなります。

ミックスボイスを作るといったレッスンでは物凄く基本的なパターンですので、是非マスターしましょう!

③ オクターブリピーター

ここから紹介するのは少し癖のあるパターンですので、独学の方はやりすぎると発声のバランスが偏る可能性が高いです、少し注意してくださいね。

基本形は①番と全く同じです、しかしこのパターンはトップの音を4回繰り返します。

①番を覚えられればこのパターンも覚えられていることになりますが、使うときは慎重に・・・・

このスケールパターンの傾向

主にミックスを強化するときに使います、そして今回紹介する中にはありませんが、サステインパターン(トップでロングトーンにして伸ばす)の前段階としても使用します。

しかしそれは整った状態での使用が前提条件で、偏ったバランスの発声でこのパターンを多くやると全く意味が無い所かよくない癖を助長させるので注意が必要です。

大抵チェストボイスを多く入れようとしすぎて、トップの音で張り上げる又はハイラリンクスになるといった事が多いです。

独学の方で使うときは、かなり客観的な正しい目を持って自分の声を見られる方じゃないと、ほぼ全ての場合でバランスを崩す事はあっても、整えられるツールではないとしっかり認識してください。

④ ブロークンオクターブ

これが出された場合は、もうバランスは整ってかなり良い状態なんだな~と思ってください笑

かなりバランスの整った上級者じゃないと処方されない、とっても難しいツールです。

使う音域は1オクターブですが、その移動の仕方が半端なく難しいです。

このスケールパターンの傾向

主にミックスボイスのバランスが整ってきて、その柔軟性を上げるまたはそのバランスがこういう難しいスケールでも保っていられるかを試すツールでもあります。

かなり歌に寄ったパターンですので、このパターンが処方され上手く歌えたら歌でもバランスを保ったまま発声出来る下地は確実に出来ています。

独学の方はほぼ出番がないスケールだと思います笑

1人でやるには難しすぎます、これを使って何かを重点的に鍛えるというものでもないので、特別やるメリットもないです。

⑤ 5(ファイブ)トーン

レッスンの最初に必ず歌っていただきます、その時に「歌い難いな・・・・」と感じられたと思います。

正解です!笑 簡単そうに見えて実は正しいバランスを保ったまま歌おうとなるとかなり難しいスケールなんです。

このスケールパターンも結構癖がありますので、使いどころに注意です。

このスケールパターンの傾向

音と音の感覚が物凄く狭いので、細かい調整が必要になります。

ということでこのパターンも上級者向けです、ですが④番のように使われる事はあまりまりません。

なぜならこのスケールはスケール全体の幅が狭い+音の間隔が狭いという傾向で、多くの場合チェストボイスを多く使いすぎるのです。

特定の症状に対して使う場合はチェストボイスが出せていない場合や少ーしミックスにチェストを入れたい場合などです。

なので整った発声でわざわざ使う事もないので、レッスンの1番最初に初期状態の診断として使います。

独学の方はほぼ100%の確立でバランスを崩しますので、よっぽどの事がない限り利用する場面はないでしょう。

ということで結構長々といろいろ書いてみました。

少し詳しく書いたのでよく分からない部分などはお気軽にお聞きください~♪

では今日はここまで!よいクリスマスを!