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アンザッツ5番での訓練はなぜ効果的なのか?

ボイストレーニングTips

質問箱に来た質問に回答する記事です。今回はタイトルの通り、アンザッツに関する内容です。

と思っていたのですが、Twitterのフォロワーさんが良い感じにまとめて回答していたので、それを紹介して終わりにしようと思います、それがこちら↓です。

では今回はここまで!ありがとうございました!m(_ _)m

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ってしようと思ってたんですが、↑このツイートをされたグーイさんから「ちゃんと記事にしろ!」と言われたので、内容が色々と被る形にはなりますが、私個人の考えるアンザッツ5番での下降訓練について書いてみようと思います。

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アンザッツ5番の他の裏声系とはちょっと違う特徴

喉頭の上昇による披裂筋群の必要十分な稼働

まぁアンザッツに関することに関しては、武田梵声先生の著書を読んだ方が確実で分かりやすいと思いますが、改めて解説すると喉頭位置の高い裏声がアンザッツ5番です。

この喉頭の位置が高いという動作によって、本来地声的な声帯のコントロールをする披裂筋群が稼働します。披裂筋群というのは声帯を閉鎖する方向に動く筋肉たちですね。

これがアンザッツ5番と他の裏声系アンザッツの大きな違いです、この披裂筋群の活動量が裏声としては高いというのがポイントだと思っています。

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裏声としては色んな部分の活動が多い

裏声の下降訓練がアンザッツ5番でやると効果的なのは、超簡単にまとめるとこういうこと↑だと思います。

イメージ的には訓練としては難しい・やり難い状態でやっているからということでまとめても良いかと。

最初に紹介したツイートにも書かれていましたが、分離が促進されると言うか、その本来裏声の下降としてはやり難い状態できっちりアンザッツ5番が下降できているのであれば、相当に喉の色んなパーツが個別に動かせられる状態、そしてそれを知覚できている状態になっているでしょうから「5番効くわ~」となりやすいんだと考えています。

まとめ:優秀だけどそれだけだとダメよん

ちなみに紹介したグーイさんのツイートにも書かれてたり、他のアンザッツを解説しているネットの記述にも「5番は融合しやすい」と書かれていたりしますが、それはあくまで↑に書いたように元々披裂筋群が活発なため、そのテンションに合わせて内筋(声帯筋)も連動させやすいからです。

別に披裂筋群の動作と内筋の動きが連動してない(させなくても個別に動かせる)、あるいはさせにくい状態であれば、6番の方が圧倒的に融合状態を作りやすい又は維持しやすいという状態になる人が多いです。

そしてその先の「歌う」という動作を考えると、やはり多くのジャンルではアンザッツ6番も重要になってくるんじゃなかろうかと個人的には思います。

ということで「5番効くわ~」って5番ばっかりやらないように笑

何回もTwitterやブログで書いているように、アンザッツは基本的に全種類セットで行う訓練です、どれか一つだけやってりゃOKなんてものではないので、全部平等に使って愛でてやってください( ◉◞౪◟◉)b